白神山地ブナ林
命の種へ
もっと近くに来て、私のぬくもりの中で休んでごらんなさい。
私達の奏でる密かな音色に気づいてごらんなさい。
波のざわめき、光る彩り、太陽に輝く春の穏やかさを。
全ては鳥たち、虫たち、土、空気と繋がつています。
大樹は美であり、家族であり、家であり、冒険の国です。
そして、たくさんの生き物の隠れ家となって、四方に腕を広げ、
空高くそびえ、地中深く根を張り、辛抱強く堂々と立つ手います。
大樹は、神の完全性を示す１つのシンボルなのです。
大樹を慈しみ、育てましょう。
そうすれば、あなたは根源の存在に気づくことでしょう。
ブナ大樹の精霊から
Dorothy Maclea |
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森から自然の力をもらい古いエネルギーの元を
解放し本来の自己を呼び起こしましょう |
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子どもの世界
子どもは・・・いつも生き生き新鮮で美しく、驚きと感激に満ち溢れています。
残念な事に私達の多くは大人になる前に澄み切った洞察力、美しいもの、直感力を鈍らせ、在る時は全く失ってしまいます。全ての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかけるとしたら、世界中の子どもに、生涯消える事のない
「センス・オブ・ワンダー 神秘、不思議さに目を見張る感性」を授けてほしいと頼むでしょう。この感性はやがて大人になるとやってくる、幻滅、私達が自然という力から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する解毒剤なのです。生まれつき備わっている子どもの｢センス・オブ・ワンダー｣をいつも新鮮に保ちつづける為に、世界中に喜び、感激、神秘などを子どもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくとも一人、そばにいる必要があります。子ども達が出会う事実の一つ一つが、やがて知識や知恵を生み出す種だとしたら、様々な情報や豊かな感受性は、この種をはぐくむ土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、慈しみ、賛嘆、愛情、様々な形の感情がひとたび呼び覚まされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけ出した知識は、しっかりと身につきます。未だ消化能力が備わっていない子どもに、事実をうのみにさせるよりも、むしろ子どもが知りたがるような道を切り開いてやる事の方がどんなに大切であるかわかりません。
例えば・・・子どもと一緒に空を見上げてみましょう
そこには夜明けの美しさがあり、刻々太陽が顔を出す瞬間、流れる雲、星、森を吹き渡る声、風のコーラス、そうした音に耳を傾けているうちに、あなたの心は不思議に解放されていきます。子どもと一緒にじゅっくり考える機会を与えてくるでしょう。
自然を探訪する事は、周囲のある全てに対する自身の感受性を磨きをかけ、しばらく使っていなかった感覚の回路を開き、視覚の使い方をもう一度学びなおすことなのです。
見過した美しさに目を開く方法は自分に問いかけてみることです。
私たちは今でも森の精霊とコミニュケーションしに方々の森に出かけ自然界とたわむれます。美しい星空を見たり、流れる雲を見たり、燃え上がる太陽を受け止める、木々のこすれる心地よい響き、水の輝き、自然の美しさに酔いながら見ることの出来る意味に想い感嘆することもあります。
私達は普段・・・急ぐあまり全体だけを見て細かいところに気をとめず見落とした美しさを子どもと感じその楽しさを受け止めた時、新しい世界が開き一人ひとりが心が開き奇跡が起こります。（レイチェル・カーソンの贈り物から）